季節を感じる

私たちは自然の変化から四季を感じとっています。

 

はじめは、気温や湿度の変化、植物の成長、魚や動物や昆虫の生態などから、それを「春」「夏」「秋」「冬」と名付けていました。

 

時をへて「春」とはこういうものだ、「夏」とはこういうものだという潜在意識のデータが積み重なり、そのうち「夏とはこいうもの」という基準からはずれることに不安をいだくようになります。

 

ありのままの夏を感じるのではなく、あるべき姿の夏をもとめて、自然界の変化を思考で読み解こうとします。

 

自然界は無常であるという点では、あるがままであり、そうあるべき理由(記憶)はもっていません。

記憶(データ)を持っているのは、自我だからです。

 

通常の仕事がはかどらない、眠れない、食欲がないのは、暑さのせいだと思ってしまうのは、そのためでしょう。

 

「本来の自分はこうあるべきだ」という思考をゆるめるために、夏の暑さはあるのかもしれませんね。

 

思考から離れて夏を満喫して久しぶりにブログ更新となった或素人の言い訳でした。

2011-08-31

投稿者:

lykeion

現代レイキヒーリング協会公認レイキマスター

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