靈氣法 十牛図「入鄽垂手」

「入鄽垂手(にってんすいしゅ)」

悟りを得た修行者が、街へ出て(入鄽)、人々と交わり、救いの手を垂れること

~参考・引用文献『現代語訳 十牛図』水野聡 訳

修行を終えて家に帰った布袋和尚(最初は少年として描かれている)は、街へでます。

「笑い腮(あざと)に満つ」、天真爛漫な底抜けの明るさで、一緒にいる人々に生きる力を呼び起こさせます。

何かを教えるのではなく、共にいるだけで、人々に気づきを与えるのです。

十牛図の根底には「頓悟漸修」すなわち、悟りは一度きりではなく、その悟り以後の迷いや問題点と向きあい続けるということが流れており、それは布袋和尚が最初の少年に出会うところに示唆されています。

靈氣法における「入鄽垂手」の境地。

そこへ向かう「頓悟漸修」について臼井先生は次のことをあげられています。

・臼井霊気療法 教義五戒 を毎日唱える

・発霊法を行う

・明治天皇御製を心の糧とする

このことを理解するだけでなく、真摯に取り組み行うことによってのみ

得られる境地はあります。

投稿者:

lykeion

現代レイキヒーリング協会公認レイキマスター

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