レイキは「愛と調和と癒しのエネルギー」だという表現がありますが、これをどう理解されているでしょう。
レイキは愛、調和、癒しを起こす力(パワー)があると理解されている方が多いのではないでしょうか。
ここで「エネルギー」というものをもう一度観てみましょう。
まずは自然科学の分野でのとらえかたを確認してみます。
エネルギーとは「物理学を中心に、自然科学全般で取り扱われる物理量であり、ある系が潜在的に持っている外部に対して行うことができる仕事量のことである。」
~ウィキペディアより抜粋
すなわち科学的な観点からは、エネルギーは量であるというとらえかたになっています。
与えたり与えられたり、減ったり増えたりします。
(エネルギー保存の法則からすると宇宙全体のエネルギーは変わらないと言えますが、量としてとらえていることには変わりありませんね。)
また量であるので、固定的です。
仕事量(結果)に価値をもっています。
この観点から、レイキを愛と調和と癒しのエネルギーをとらえていると次のようなことが起こります。
「特別な(パワーをもつ)レイキを送ることができます。」と言う。
レイキを送ると疲れてしまう。
活動的な人からレイキを受けると元気になれると思う。
ではエネルギーを本質的にとらえるとどうなるでしょう。
エネルギーとは、波動であり、流動的であり、質(状態)です。
愛である、調和している、癒しであるように、レイキが流れているありさまのことです。
本来はすべてがそのようになっているなっているのですが、私たちがそのことを忘れているだけなのです。
レイキが流れている状態(響きあっている)を感じることにより、愛とは、調和とは、癒しとは何かを思い出し、理解するのです。
以上は、或素人をレイキに導いてくださった方のお話から、感得したことをまとめた備忘録のようなものです。
最後にその方のお話してくださったことを記しておきます。
「レイキの交流会などに行くと、皆さんのエネルギーをいただいて元気になって帰ります、とおっしゃる方がよくいらっしゃいます。エネルギーはお土産のように持って帰ることはできません。持って帰ってもまた(流れて)出ていきます。良いエネルギー、パワフルなエネルギーをもらうのではなく、高いエネルギーが自分に入っていってそして出ていったという感覚を大切にしてください。」
2010-10-14